○概 要
孔壁の画像を撮影する装置をボアホールカメラあるいはテレビとよんでいる。原則として静止画像を撮影するものをカメラ、動的画像を撮影するものをテレビ(ビデオ)とよんでいる。かつては孔壁を撮影した画像をモザイク状に張り合わせるという極めて手間のかかる方式を採用していた時期もあったが、現在ではほとんどがテレビ方式に置き換わっている。
また、カメラの向きが前方あるいは側方に固定されていて動的画像を観察するものと、前方あるいは側方の画像をスキャンニングしてコンピューター処理により展開画像を作成するものとがある。
前者は井戸の片状や孔壁の一部を詳細に観察する装置がよく使われている。後者は孔壁の不連続面(層理面、流理面、片理面、亀裂、断層、グラウトミルクなど)の走向傾斜を特定することができる。土木地質調査においては後者(ボアホール・スキャナータイプ)が広く用いられており、最近の斜面崩壊防止調査などに広く用いられている。 |